どことなく学術的な五題
01.掌の発光体と暗い部屋
02.外罰的な人々の溢れる道
03.優美な屍骸は無意識を嗤う
04.果てしないファウスト的衝動
05.世界に二分法が使えたなら


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02:欲求不満による心理的緊張が生じた場合、その原因を自分以外の外部に求め、これに対して攻撃的に反応する傾向を外罰的と心理学で言う。
03:シュールレアリズムにおける作品の共同製作の手法で、複数の人間が互いに他の人間がどの様な物を制作しているかを知ることなしに自分のパートだけを制作するという物を優美な屍骸という。文章、詩、絵画などで行われる。
04:様々な人生を遍歴し、体験しながら、自己の可能性を極め尽くそうとする人間の衝動をファウスト的衝動という。