花びらを千切って:一応花占いのイメージです。
ペシミスティック:厭世的。悲観的。
陽炎:強い日光で地面が熱せられ、地面近くの景色が揺れ動いて見える現象。
マエストロ:名指揮者。大曲作家。名音楽教師。
液体窒素:寒剤に用いられる。液体窒素の中に入れて凍結させた花は叩くと粉々になる。
ヒエラルキー:階層組織。階層。ピラミッド型の職階制。
青い鳥:幸福、希望の象徴。
死合:死ぬまで戦い合う事。転じて壮絶な戦いの意も。
ディレッタント:学問や芸術などを趣味として愛好する人。転じて半可通、生かじり。
クラレット・レッド:濃い赤紫色。
狂い咲き:花が季節はずれに咲く事。またその花。
青いダリア:滅多にないもの。
忘音:虫などの、時節を過ぎて鳴く声。
カタストロフィー:物事の悲劇的な結末。破局。
糸毫:極めて僅かな事。「毫」は細い毛の意。
サボタージュ:労働者の争議戦術の一つ。怠業。怠ける事。
滅もか:今にも滅びそうな様。
サンクチュアリ:神聖な場所。聖域。
ユグドラシル:北欧神話で宇宙を支えていると言われる木。世界樹。
阿る:他人の機嫌を取って気に入られようとする。諂う。追従する。
アナーキー:無秩序。
空から降らない雨:涙をイメージ。
アペイロン:「限定のないもの」の意。ギリシアのアナクシマンドロスが世界の根源の実在について用いた哲学概念。
綿撒糸:外科医が傷口に詰める、木綿を解して薬液に浸した物。解木綿。
乂安:世の中が良く治まって安らかな事。
デスペレート:絶望して自暴自棄になっている様。
ドレッドノート:イギリスの戦艦の名前。何ものをも恐れないの意。
人の一生は重荷を負うて遠き道をを行くが如し:徳川家康の遺訓の一つ。人生の路は遠く長いので、絶えず努力と忍耐をしながら進まなければ歩み通す事は出来ない。
イデオロギー:人間の行動の基本となる、根本的な物の考え。観念形態。
トリガー・ハッピー:すぐに発砲する所から、向こう見ずで好戦的な人。だと思います。
Laissez Faire:レッセフェール。「なすに任せよ」、「自由放任」の意。経済上の自由放任主義。無干渉主義。
相果つ:果つ、の改まった言い方。終わる。死ぬ。
アナクロ:アナクロリズムの略。時代の新旧を取り違える事。特にその時代の傾向と大きく食い違ったり、逆行したりしている事。時代錯誤。
法界悋気:自分に関係のないことに嫉妬する事。他人の恋を嫉む事。傍焼餅。
アルカイック・スマイル:例えばエジプトのスフィンクスや、モナ・リザの様な微笑み。
ユニコーン:純潔の象徴だったと思います。
逢魔が時:大禍時、大魔が時とも。暮れ方の薄暗い時刻。黄昏。
エーテル:麻酔などに使われる化学物質――ではなく、光、熱、電波を伝える媒体として宇宙に充満していると仮想的に考えられた物。後に実験的、理論的にその存在が否定された。
乱鴉:乱れて飛ぶ烏。
徒花:咲いても実を結ばない花。転じて実を伴わない物事。または咲いてもすぐ散ってしまう儚い花。主として桜を言う。
恤救:憐れんで救う事。憐れみ助ける事。
アンチノミー:二律背反。相等しい妥当性を持つ前提に立った二つの原理や推論が違いに矛盾し合う事。カントが提出した「世界は有限である」と「世界は無限である」という矛盾した二つの命題同士の類。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった:川端康成「雪国」の最初の有名な一節。
ブリタニカ:1768年英国で創刊、現在米国で刊行されているブリタニカ百科事典の事。
エピソード:音楽用語。ロンドやフーガなどで、楽曲の主題と主題の間に挿入される部分。またはソナタ形式などで、副次的なテーマや一時的な楽想を言う。
彩色く:名詞「彩色」を活用させた語で、彩色をつける。彩る。絵取る。化粧する。
アニミズム:自然界のあらゆる事物に霊魂があると信ずる事。イギリスの民族学者タイラーが宗教の起源をこの語で説明した。有霊観。万物有魂論。
モラトリアム:心理学の用語。自己を発見し、社会的成長に至るまでの精神の準備期間。青年期に見られる。
クライシス:危機。
プラナリア:プラナリア科に属する扁形動物の総称。体長2cm程。動物実験材料として有名。体を二つに切るとそれぞれが再生して二匹になる、吃驚生物。円らな瞳が可愛い。因みに空は飛びません、大抵石の下にいます。
貴やか:人柄や容姿、態度が上品で美しい様。
セルリアンブルー:錫酸コバルトを焼成して作る青色の顔料。またその色。空色。
蠧毒:「蠧」はキクイムシやシミの事。害虫が物を食害する事。蝕む事。または物事に害を与える事。悪い影響を与える事。
驟雨:にわか雨。夕立。
ステュクス:ギリシャ神話で、冥府に流れる川。ステュクスの流れに誓う、とは命を懸けて誓う、と同義。
アノミー:社会的価値観の崩壊による混沌状態。または、不安、自己喪失感、無力感などに見られる不適応現象。
セイレーン:ギリシア神話などに登場する西洋の伝説上の生物。ギリシア神話においては上半身が人間の女性で下半身が鳥の姿をしているとされている海の怪物。なんだか説明するまでもないような気もしますが。
オイタナジー:安楽死。彷徨っちゃいけません。
死人花:彼岸花の異名。
至高善:この上ない善。人間生活の最も高い道徳的理想。物事の善悪を判断する上で究極標準となる最高目的。至善。至高善。
サーモスタット:バイメタルなどで自動的に温度を一定に保つ装置。恒温槽や暖房器具などに用いる。
ジャン・バルジャン:ビクトール・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」の主人公。一斤のパンを盗んだ為に19年の刑期に服するが、出獄後司教の慈悲を受けて愛に目覚め、政治家となって善政を敷く。作者の思想によって理想化された人物。
自己疎外:人間の個性や人格が社会関係の中に埋没して主体性を失ってしまう結果、他人や他の事柄に対してだけでなく、自分自身に対してさえも疎遠な感じにとらわれてしまう状態。元来ヘーゲルの用語で、マルクスを経て、現在一般的に用いられる。
ナ行変格活用:日本語の文語動詞の活用の型の一つ。語尾が「な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね」と活用する物で、去ぬ、死ぬ、の二語だけがこれに属する。五十音のナ行の内、ナ・ニ・ヌ・ネの四段にわたって活用するが、連体形・已然形の語尾が四段活用と異なる所から変格、と言う。ナ変。
虞犯少年:その行動や性格、または環境などから見て、将来罪を犯すおそれのある少年。
春告鳥:ウグイスの異名。
形而上学:事物の本質、存在の根本原理を思惟や直感によって研究する学問。
物若やか:何となく若々しい様。
形容矛盾:論理学で、形容する言葉が形容される言葉と矛盾していることを言う。例えば「丸い四角形」「ガラス製の鉄器」等。
哀咽:むせび泣くこと。
パセティック:悲壮である様。感傷的、また、感動的な様。
デモクラシー:日常生活での人間関係における自由や平等。民主政体の方ではなく。
ニヒリズム:真に存在している物も真に認識しうる物もなく、従って価値とか意味とか呼ぶ事の出来る物は何も無いとする考え方や精神状態。虚無主義。
条痕:素焼の磁器に鉱物を擦り付けた時に生じる筋。
アイドカの法則:アイドカ(AIDCA)は、Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲望)、Conviction(確信)、Action(行動)の頭文字を並べた物で、広告を見てから購買に至るまでの消費者の心理の動きを分析した物。